ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

私は無神論者でした。が、

ひとくちに「無神論」と言ってもその在り方は二つあると思います。
神格に対する能動的な否定か受動的な否定か。

一般的ニッポン人の否定観って受動的で、それには少なからず太平洋戦争が関係しているのではないか…とは思いますが確信はありません。
能動的な無神論ってのは「神は死んだ」ってことでニーチェとかキリコ・キュービィーとかがその立場かな。

自分自身の無神論的な感覚は多分「来世」の存在に対する疑義で、これは「前世」というものとセットだと思う。
「俺の前世はカメムシだ」と言って憚らない自分ですがそれはまぁ冗談の類で、前世などという物はないし、来世とか地獄とか極楽とかリクドーリンネとか全然ありません、ないと思ってます。

人生は一回こっきりです。例えて言うならネズミ花火のようなものです。

しかしカミサマはいなくとも信仰はあるだろうなとは考えます。「神無月の巫女」ってありましたな。
「クトルゥフ神話」とかすごくよい例です。クトルゥフもしくはクトルゥーもしくはク・リトル・リトルなるのものは20世紀初頭ボストンに住んでた半ヒッキーのアマチュア小説家がでっちあげた設定ですがそれを信仰してるひとは世界中にいます。

あ、自分無神論だって言いましたけど「天使」は実在しますよ?

http://www3.nhk.or.jp/anime/sakura/character.html


  ○
 ○ ☆←なかのひとは天使。
 ○ ○
 ○○○




そこまではまぁ前段として結論。

私は無神論者でした。が、今は違います。神様というものは実在します。

ゼーガペイン*1 *2

のスタッフは神。ガチでマジに神。

*1:うつしよはゆめよるのゆめこそまことと言ったのは江戸川乱歩だけれども実際には現し世こそ真であり夜の夢こそ夢である現と夢ほんとうとうそが並立する世界でそれまでほんとうであると信じていたことが実はうそでありうそであると思っていたことが実はほんとうでありうそはうそであるほんとうはほんとうであるという実態に直面して尚うその中からほんとうを見つけようほんとうの中からうそを書き換えようとゆーアニメこんな作品を何故お子様視聴率の時間帯にやってるかは激しく謎だが百人中百人が否定してもそれを肯定する百一人目こそがセレブラントだ!ジェイムズジョイス風何が?

*2:世界設定は客観でも世界認識は主観だと、そういうことだな