ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

NHKBSドキュメンタリー「『闇』へ」

地上波で放送されていたので視聴。

http://www.nhk.or.jp/democracy/yotei/index.html#yotei01

フィクションの世界には時々「手段のためには目的を選ばない」キャラが出てくるけれどもやはり現実の世界には「目的のためには手段を選ばない」ことばかりで、しばしば不明瞭だったり不在だったりする「目的」は結果「手段を選ばない」ことだけを先鋭化させ、当初の目的はなんら達成されていないのにも関わらず行為者達はそのことを疑問にも思わない。そんな話。

なぜグアンタナモ基地だったのか、ってことは良くわかった。あそこアメリカ側からも治外法権なとこだったんだな。

長編版というのもあるそうなので日本で劇場公開されたら見てみたいものだ。

http://www.afpbb.com/article/entertainment/movie/2355976/2681041

明文化された指示無く明確に実行されるいくつもの暴力的行為は、結果として命令者の責任を問うことが出来ず、真相は闇の中へと消えてしまう。「戦時体制下である」という空気が人を動かす。勝利している時でさえこうなのだから、敗北している時には尚更なのだろうな…