ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

榊涼介「ガンパレード・マーチ 九州奪還3」

80年代にサンライズロボットアニメが全盛期だった頃はどんな世界のどんな戦争でも大抵の場合は視聴者の主観時間一年でケリがついた物だが*1、なんだろうこう終わりの見えないライトノベルで戦争を続けるってある意味凄みがあるんだな…と思った。無名有名に関わらず大勢人は死ぬけれど、その中で生き残っていく―いかざるを得ない―多くの主要キャラクターは精神的に傷つき追い込まれ、狂気の縁に立たされ…

戦場PTSD度の高い一冊でした。だが、それが良い。

コスプレっていいよな。

あとこれ読んでたら北京五輪の開会式見忘れました。まぁ、別にいいか…

*1:無論例外は多い。高橋良輔作品とか