ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

デュ・モーリア「レベッカ」<上>

レベッカ〈上〉 (新潮文庫)

レベッカ〈上〉 (新潮文庫)

ダンヴァーズ夫人怖えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!

うん、ここ数年読んだ本の中でも最高におっかなかったぞ。場違いであること、自らに信を持てないこと、それ自体は既に恐怖でましてや権力や因習や、部下を掌握せねばならない義務感と責任感と…


サスペンスってひとの内面で発生するものなんだなー、とか。

日本語の「わたし」は英語ではただひと文字の“I”である。それはとても寂しい記号だなと、そんなふうに思った。

カントリーハウスっておっかないところですね。上巻だけ読んだ限りでは旦那のマックスが全部悪いと思います。