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まだちょっと自分の中で消化しきれていない面があるのでとりあえず印象に残ったことだけ書いておきます
1カットだけですが森雪の乳首見えました1カットだけですけれど!
大事なことなので二度言いますけど1カットだけですが森雪の乳首見えました1カットだけですけれど!
例え作画されていなかったとしても俺の心の眼には見えたッ!ッッッツツツ!!!ヽ( `Д´)ノ
<追記>
一晩経ったら落ち着きました(・ω・)ノ
いや…なんか昨日は全然眠れなかった。興奮しすぎだろ俺。
ええと、そうね、冒頭「第一章のあらすじ」流れた時からもう(´;ω;`)ブワッ…ってなっちゃってうわーやべーよまだはえーよおい我慢しろよもっと…と、ふっと隣のお客さん(自分より一回りぐらい年上の、男性の方)みたらやっぱり
(´;ω;`)ブワッ…
ってなっちゃっててああ、いいんだこれで、俺たちやっとここまで来たんですね…とか。終演の際には 艦内 館内自然と拍手が起きてさあ、名画座のオールナイトや各種の映画祭ではない、普通のロードショーでこんなの見たのは初めてかも知れないね。それだけ書けば十分だって気もするけれど、やっぱり細かいところをいろいろ思い出してみます。
今回強く印象づけられたのは「相対的」ってことかな。地球側が火星をテラホーミングして地表に海を作り出しているように、ガミラスもまた冥王星をガミラスホーミングして海を作り出したり木星大気中に浮遊大陸を浮かべて補給拠点を設けている。生存圏(レーベンスラム)を拡大しているそれぞれの行為は互いに似通っていて、しかしやっぱり違うものだ。ガミラス人は地球のことを「テロン」と呼称するように、地球人はゲシュタム・ジャンプを「ワープ航法」と呼んでいる。同じ物、同じ事に対する認知や認識は全く異なり、それらに相容れる余地はない。いまのところは、まだ。
ただ、ヤマトがガミラスを「ガミラス」と正しく認識しているように、ガミラスもヤマトを「ヤマト」と正しく認識することになる。この絶対性は、ちょっと面白い。
またそれぞれが属する母集団に対しては、絶対的な価値観に基づき、全力で行動する。冥王星基地を巡る互いに死力を尽くした激闘は、今章白眉のもの。そしてヤマトと地球の価値観が同一の物であったのに対して、シュルツ提督*1とガミラス本星のそれは食い違っていたことが敗北の要因であり、結果悲劇を招くことになる。食い違う価値観は人の善意の方向を違える。
今回のラスト、破壊される冥王星基地から脱出するガイデロール級(シュルツ艦)を援護すべく副官ヤレトラーが自艦の身を挺して倒れる様は前回の沖田艦キリシマと古代艦ユキカゼの関係を蹈襲するものであり、この点でも実に相対的だ。彼らは、我々と似ている。同じようにものを考えて同じような行動をする。しかしそのことに、キャラクター達は気づいていない。いまのところは、まだ。旗艦一隻を残して全ての部下を失ったシュルツ提督が果たして次回どれほどの奮戦を見せるのか、いまから楽しみでならない。
これまではその素晴らしいビジュアルイメージとは裏腹に存在理由が不明確だった反射衛生砲が、エッジワース・カイパーベルトに漂う小天体を励起し遊星爆弾化するための工兵器材として設定されたのはよかった。重力を位置エネルギーと捉えれば太陽系(いや太陽圏か、今回は)外縁部は戦略的優位を持つ「高所」の位置を占め、少ないエネルギーで内惑星を軌道爆撃出来るという、まるで谷甲州の「航空宇宙軍史」を見ているかのようなミリタリーイズムの宇宙。そしてそれを対艦攻撃に用いるのはシュルツ提督の―そして未だ姿を見せないドメル将軍の―才覚によるものであって、冥王星基地駐留部隊に好敵手としての魅力を付与している。
ヤマトにしては珍しく戦車が活躍するシーンもあるこのパート、ガミラスの戦車や歩兵戦闘車が俊敏に機動して人間を追い詰める(しかし航空戦力には一蹴される)この描写はPSゲーム「パンツァーフロント」で知られた石津泰志氏が製作に参加していることと無縁ではないだろう。原画には菊池通隆氏の名前も見えた。こちらの名義を目にするのは実に久方ぶりな気がして、総力戦ですねえ。
ヤマト艦内の人間模様も様々に深められていきます。場面場面での森雪の表情、その時彼女がいったい何を思っているのか、それをいろいろと考えながら見ていると実に楽しい。(船外活動服着るときうしろに髪をアップにするのがカワエエ( ´ ▽ ` ) ) そんで人間的には古代よりも島の方がいいやつなんだなー、昔から。そして二人の対立を一歩離れたところで「しょうがねえなぁ」て体でふたりを見守る主計科の平田は多分ホモォ…┌(┌ ^o^)┐だね腐女子向きだね。デスラー総統と山本玲ちゃんのごく薄い本を中の人つながりで出すべきだね。そのときはソノラマ文庫版の「ガミラスの捕虜になっていろいろ改造されちゃう島大助」の設定を活かしてだね…
艦内でタブレットPCが多用されているところはいかにも「いまのSF」だなあと思う。新海誠の「ほしのこえ」で携帯電話が負っていた役割のようなものか。中原中也詩集(岩波文庫だ!)片手にカロリーメイト食ってる真田さんが一見すると他のクルーと一線を画しているようで、実は観客たる我々自身には非常に親近感のある小道具を用いて個性を描く演出は面白い。
愛機に「誠」の一文字を描いて幽霊無頼な航空隊の加藤がヤクザ坊主(ヤクーサ・ボンズ)だったのにはビックリで禅銃(ゼンガン)ぶっ放したくなったけど*2、今回ヤマト乗員でいちばんオモロかったのは空気の読めない南部くんであろうか。エリート臭を鼻に掛けたイケイケの砲術屋気質はまるでオノレはどこの黛治夫かと小一時間(笑)で実に「海軍」してます。結果的に、出来すぎの観もある流れだけれどコスモゼロが着弾観測するのは良かったな。反射衛星など持っていないヤマトで曲射砲撃するにはエネルギー兵器ではなく実体弾(三式弾)が必要で、史実の戦艦大和が航空機を搭載していたのも、ひとつには着弾観測の任務を行うためである。なぜコスモファルコンと違って艦底部ではなく上甲板からカタパルト発艦するのかは任務が微妙に異なるからであって…やっぱりメカ設定はよいツボを押さえていますね。
女性乗員も多くすでに食堂などではカップリングも出来上がってるみたいで、そりゃ藪が反乱するわけだなww そして徳川機関長が「ワシにはワープのことなんてさっぱりわからん」とかぼやく様子にはあなた昔は散々ワープ2だとか3だとかやってたじゃないですかピカード艦長!! と、軽くツッコミwww
乗組員のほとんどがガミラスによって家族や兄弟そして友人を亡くした直接の怨恨を胸に秘めているのはこの時のヤマトの特徴で、各人がその感情とどうやって向き合うのかも今後の見所か。その時森雪の立ち位置はどこにあるんだろう? 憤怒と傲慢、大食と強欲、そして嫉妬と色欲と怠惰。およそ人間くさい大罪*3の全てを乗せてイスカンダルに進む宇宙戦艦ヤマトこそはまさに「沖田艦長と復讐野郎ども(Captain Okita and The Avengers)」でありつまりこの作品は
アメリカ人よ、これがアニメーションだ。
とでも号すべき、日本を代表する大作なのである。
どうしてこんな面白いアニメが単館・短期間上映なんだよヽ(`Д´)ノウワァァァン!
そこだけ不満です(・ω・)
ちょっとね、プラモデルが作りたくなりましたよ。主力戦艦でも古代艦でもなく、ヤマトのね…