ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

アガサ・クリスティー「クリスマス・プディングの冒険」

クリスティーの良さはメロドラマの良さだなぁ…と、今更ながらに。エルキュール・ポアロミス・マープルの作品を一冊にまとめた短編集ということで手にとってみたけれどミス・マープルの作品は「グリーンショウ氏の阿房宮」一本のみで他の5本はすべてポアロもの。表題作「クリスマスプディングの冒険」がなかなかにイイ感じで、多分数年前にNHKで放送されていたアニメーション作品「名探偵ポアロミス・マープル」はこの一冊をベースに構想されたんだろうなーと、そんなことを考えた。ポアロの本質は萌えだ(w

今年のクリスマスはヤドリギの枝を持ってそこらへんをうろうろしてみようかもだ。

そうそう、イギリス料理が実に美味しそうに描写されているのは特筆すべき事かも知れないな。