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ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

P・G・ウッドハウス「ブランディングズ城の夏の稲妻」

いやまファンタジー小説じゃないんですけれど、ある種の学園小説がファンタジー的である程度には英国田園城館小説というのもファンタジー風味かなあと。

ウッドハウス。ジーヴスシリーズなどで有名で多くの人に愛され、古くから日本にもファンが多いと聞いてきた作家を初めて読んだ。読んだけれど…

どうもね、この人はあんまり合わないかなと思いました。非常に達筆で技巧にも秀で、翻訳もよくて文章は闊達。実際よく出来た喜劇なのだけれども、どうにも登場人物特に男性キャラクターが好きになれんのよね。もともとヒロイン(?)のスー・ブラウンがよいと聞いて読んでみて確かにスーは愛すべきキャラなのだが、彼女がぞっこん夢中なロニーとかヒューゴ・カーモディーとかストーリーを牽引する役回りの人間がみなボンクラとかロクデナシとか考え無しとかまーそーゆーのばかりでなあ…

訳者あとがき読むとそれらも含めて没落していく有閑階級自体を笑いのタネにしたシリーズらしいのだが、

うーむ。