ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

今年の一番について考える

い つ も の 。

 

今年は数年来計画してきたあることを実行できてよかった。大概自己満足なんだけど、自己が満足してるからそれでいいのだ(何)

 

・本

は、これはもう間違いなく原尞の「それまでの明日」です。ずいぶん待ったものねえ。それで、もうこれが最後になるんじゃないかなあという危惧を、かなり真剣に持たざるを得ない。次点でルーシャス・シェパードの「竜のグリオールに絵を描いた男」。竹書房はほんと最近よいSFを出してくれますね。ポプテピピックだけじゃねーのよ。

 

・映画

は、「若おかみは小学生!」と「ペンギン・ハイウェイ」が拮抗し過ぎる。あと見たのは「パシフィック・リム:アップライジング」と「ニンジャバットマン」ぐらいなんだけどなー。

展覧会や博物館関係はあまり行かなかったな。ムンク展も行けてないなー。CCさくら展とパトレイバー展はずっと混んでたんで躊躇。「世界を変えた書物」展はよかったけれど、これはこっちのほうには感想書かずにツイッターだけでまとめちゃったね。

 

・アニメ

は、今年は本当に良作ぞろいでした。「よりもい」から始まって「SSSS.GRIDMAN」まで各期作品、また一年かけてじっくり物語を語り継いだ(そして来年も続く)「新幹線変形ロボ シンカリオン」、20年ぶりの完全新作「カードキャプターさくら クリアカード編」などなど。プリキュアも15周年で話題多かったな今年は。新銀英伝や「ガンプラビルドダイバーズ」なんか普通に良い作品だったのに今思い出すまで結構埋もれていたぞ。それで「ゾンビランドサガ」はじめ見てないのも沢山あるからねえ、怖い時代だよな…

それで今年の一番は、たぶん世の大多数の人の間では埋もれてしまうのだろうけど「プラネット・ウィズ」です。これがまあグサグサ刺さった。当初予想もしなかったほど、最終回に向けての盛り上がりと「許す」というテーマが刺さりました。

今年は「許す」作品が多かったように思うのよね。若おかみやグリッドマンも「許す」作品だった。けれど、プラネット・ウィズが本当にド直球に「許す」とはどういうことなのか…を描いていて。それが良かった。許しましょう許してあげましょうじゃないんだよな。もっと主体的に主観的に自分で決めて自分で行動を起こすことなんだ。被害者がどうやって加害者を救うのか、加害者を救うべき理由はいったい何処に在るのか。

いまの時代に求められるわけですねと、思うところで。

 

・プラモ

はIV号人型重機です。これがキャビコの製品なんだかエムアイモルデなんだかそれともNZインダストリアルなのか、ひとつの製品が生まれるにはそれだけ様々な人の手が介在しているものなのですねとあらためて。クラウドファウンディングに参加し損ねたことをちょっと後悔しましたw 来年はこれを作りたいなーと思うのだけど、III号も出るらしいんでそっちを待ってみようかしら?

 

・あとは

去年「来年は大洗に行ってみようかな」で締めてるんだけど、今年実際行ってきました。「大洗・海の月間」での護衛艦公開イベント。あんこう祭りほど人出がすごいものではなかったけれど、むしろそれぐらいで十分か。その後シーサイドステーション(旧アウトレットモール)の建物一部解体しちゃったから、今年行けたのは運が良かったね。何のイベントも無い時にふらっと行ったらどんな感じなんだろうなあ、水族館行きたいんだけどね。

各務原の航空博物館や急に思い立って真鶴行ったり、夏ごろは結構無茶なムーブしてたなw

来年は浜松行ってみたいなあ。ヴァンパイア見たいんですよね、エアパークの。