ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

松田未来・※Kome「夜光雲のサリッサ 03」

 

夜光雲のサリッサ 3 (リュウコミックススペシャル)

夜光雲のサリッサ 3 (リュウコミックススペシャル)

 

 ようやく天翔体の謎や「火球の子」たちの秘密など、世界を覆っていたベールが捲られ始める第三巻。軌道エレベーターで待ち受ける「天主」と、彼を凌駕する力を手に入れるダンク。このお話がどこに向かっていくのかはまだわからないけれど、より一層の高みを目指すものになることを期待していいのだろうな…

ついに実戦に投入されるサリッサ・プリスティオ、天翔体よりも高い空を飛行し上方から撃ち下ろすことが出来る「人類を守る槍」の活躍…も、それはそれでもちろんよいのですが、今巻では

 

あらゆる地点に瞬間移動しロータリーランチャーから即座に16発の空対空ミサイルを叩きこんでくるアブロ・ヴァルカン “プライヴァティア” のえげつなさというか凄まじさが、フォークランド紛争のブラック・バック作戦の時にこれが出来たら楽でいいよなァ…などと、妙なところで感慨に浸る。

 

ヴァルカンは最近プラモが出てましたねたしか。サリッサもプラモデルになったら嬉しいのですが、どうでしょうかしら?