ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」15巻

そろそろ「このマンガいつ終わるんだろう…」ってことが気になる巻数のTHE ORIGIN15巻。ようやく回想パートは終わって作中の時間軸は現在へと戻る。今回は「オデッサ編・前」とのことだが実質ミハル編といって差し支えないかと。しかしこのマンガではホワイトベースは北米から直接ジャブローに南下して来たので「大西洋、血に染めず」ベルファストまで渡ってしまうのであった…

ミハル、というのはまーああいうキャラなんで、特段変更されるような所もありません。墜死する場所が大西洋のど真ん中だかビスケー湾沖合だかというのは大した違いではあるまい。しかし「母ちゃんと同じ匂いがする」の台詞が無いのがちと残念だな…

ジオン側人事は地味に変更されててTVではマットアングラーの艦長だったブーンは格下げ(笑)でユーコンの艦長に。ジャブローで出番の無かったゾックとボラスキニフ曹長を指揮下に置いてる。グラブロのパイロットは(名前は出なかったが)TVではビグロに乗ってたえーと誰だっけアレ。トクワン大尉?に変更。まあどうでもいいような話ではある。

ガンダムシリーズというのは人がバタバタ死にまくるものですが、ミハルってひとは最も死に様が艶っぽいキャラじゃねーかなーと思うわけです。ハダカなんぞ描かなくともエロス&タナトス

今回の見所
地球連邦軍の海軍戦力はかなり潤沢
・ジオンの軍備はそろそろ最貧の影が
・さすがはゴッグだぜ(以下略)