ごくごく普通に、真っ当に楽しめるヒーロー映画でした。つっこみどころは山ほどあれど、そこはいい年した大人(ヒゲを貯えるような大人)が大真面目に趣味に大金つぎ込んで遊んでるんですからあんまりツッコミ入れるのも野暮だろうかと。
一昔前の宮崎アニメみたいな飛翔感、「まるでドラゴンボールみたいな」(友人談)オーバーな殺陣のアクション、エンドロールに入る線画など随所に日本のアニメ的な演出がされていてちょっと楽しい。「ロボコップ」とか「バットマンフォーエバー」あたりの時代だと精々小道具どまりだったジャポネズリーはもうちょいと浸透してるんだな、たぶん。
出撃時にはピカピカだったアイアンスーツがあっというまに被弾やら跳弾やらでバトルダメージウェザリング仕様になっていくのは◎。一昔前ならホビージャパンで山卓あたりが改造作例しそうなものだけど、いまじゃソフビキットも無いからなぁ…
ところであの世界「アヴェンジャーズ」居るらしいんですが、その割には役立ってるように見えんぞ、全然。
ああでもしかし、格好よかったなァ、アイアンマン…
#画像は大間違い。