ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

三浦耕喜「ヒトラーの特攻隊」

ヒトラーの特攻隊――歴史に埋もれたドイツの「カミカゼ」たち

ヒトラーの特攻隊――歴史に埋もれたドイツの「カミカゼ」たち

ドイツ空軍ルフトヴァッフェで実行された体当たりの特攻部隊「エルベ特別攻撃隊」と「オーデル川作戦」を扱った一冊。元々東京新聞の連載記事だったそうで読みやすい反面いささか食い足りなさを感じたのも事実。とはいえ「そういうものがありました」程度の認識しかなかったエルベ戦隊の実相を知れたのはよかった。日本の神風特攻隊が当時ドイツでも報道され(戦果はかなり疑問視されながら)、そこに影響されたとか参加人員のインタビューとか、なによりも作戦立案者のハヨー・ヘルマン*1がまだ元気に生きてて親ネオナチ・ホロコースト否定派弁護士になってたことにビックリだ!!

ところで、防空戦で対重爆撃機に特攻戦術を行ったならドイツの「カミカゼ」ではなくて震天制空隊なんじゃないのかと思わなくもないが、そゆこと言うときっと嫌われると思うお。

*1:この人夜間迎撃戦闘の「野生の猪」ことヴィルデ・ザウ戦術も立案してるんでメガゾーン23ファンには知られた名前なのだ