ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

東野圭吾「名探偵の掟」

名探偵の掟 (講談社文庫)

名探偵の掟 (講談社文庫)


TVドラマ化に併せて久方ぶりに再読。まーなんですな、探偵物の小説がTVドラマ化される際にオリジナルの女性キャラが湧いて出てきて妙に浮いてたり(オマケに探偵と浮いた話をしてみたり)脇役のコメディリリーフに芸人が起用されてイマイチ笑えなかったりするのはこりゃ全部「名探偵の掟」みたいなもので*1

そこで「原作はさァ…」などと当人は小さな親切周囲には大きなお世話で語り出すのは読書子の掟だ!

東野圭吾にしては異色の作品で…」とよく言われますが、十数年前に読んで以来いまだに東野圭吾はこれ一冊なので、自分にとって東野圭吾は「あァ、『名探偵の掟』のひとネ」なのである。*2

*1:探偵ガリレオ」の批判をしているわけではありません

*2:だからガリレオ知らないんで原作とTVを比べて批判したりしないのですよー