ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

「東浩紀のゼロアカ道場 伝説の『文学フリマ』決戦」を読んだりしてますよ。

東浩紀のゼロアカ道場 伝説の「文学フリマ」決戦 (講談社BOX)

東浩紀のゼロアカ道場 伝説の「文学フリマ」決戦 (講談社BOX)

図書館に置いてあったんでビックリ。でも道場破り組の本は抄録だったのでションボリ…

未知なる物に接し、なにがしかの知見を得、意思決定手段としての「情報」として身につける。そういう、いわば実用的な観点ではもっとも役に立ちそうだった「腐女子の履歴書」が入ってないのはますますショボーン。

でもねー、面白いですねやっぱり。まだ「ケフィア」しか読んでないんですがそこまででも

自分では文字媒体で誰かを否定するようなことを書くのはやめようと、あのとき誓った(略)僕は何か目の前にものがあるときに、その価値を落とすような批評を書きたくない。その価値を上げるようなことしか書きたくないと考えている。

「デッドストックからアウトレットへ」

みたいなことが書いてあってほろりとさせられる。シンプルな言葉は良いなあ。

…やっぱ「評論」より「対談」ぽい箇所の方が面白く読めるんだよなー、う〜む。

<追記>
読了しました。

首肯することもありまた賛意を示せない事もありで色々ですが、知らないものをいろいろと知れて面白いものです。どれほどの物事が身に付いたかといわれれば微々たる物でしょうけれど、意外な時、意外な所で役に立つのが雑い知識で。

ところで「Xamoschi」の佐藤友哉寄稿文中で…

おかげで今も小室哲哉関連の曲を聞き直すこともなく、岩男潤子の歌がiPodに入っています。

俺の中の友哉たん株価が急上昇した!今度なんか読もう。