ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

セバスチャン・フィツェック「治療島」

治療島

治療島

こりゃすごい、何を書いてもネタバレになりそうでちょっと詳しいことは避けるが面白かった…どれぐらい面白かったかといえば海浜幕張から帰ってくるのにわざわざ武蔵野線を使って遠回りしてしまうほどの面白さだ。あとがきでは「ジェットコースター・ノヴェル」と書いてあるが武蔵野線も普通乗車料金でかなりのジェットコースターだ!おまけに集中豪雨とか降ってきたので本の中も身の周りもスリルとサスペンスが過ぎるw

映画化される(もう出来てるのかな?)とかで確かに映画っぽいストーリー展開なんだけど、これは絶対活字で読んだほうがいい。その方が騙されやすくて楽しめると思う、そんな一冊。


でも「キャプテン・ウルトラ」に登場する「シュピーゲル号」の名称の由来を知っているとドイツ語を知らない日本人でもひとつはネタが割れるんだぜww