池澤春菜はガチ。
例によってお料理の資料でもなんでもない本をこのカテゴリーに入れてるのは、どうせ生きてるうちに台湾に行くことなど叶わないのでせめて掲載されてるウマソーなものを我流で再現できないだろうかという望みのためであります。魯肉飯はそこそこイケるものが作れました。
さて一冊目・二冊目に続く今回第三弾は、テーマを台北の市場・夜市に絞っておススメどころを取り上げています。よりいっそう実践的というか、台北近辺を観光される方にはたいへん役立つガイドブックかと。既刊2冊が台湾全土からピックアップだったことと比較して、ピンポイントな分だけ無駄が少ないというか有効活用されるページ分量が多そうなんだよな。
そして例によってウマソーなものの連発です。春菜嬢のお顔よりデカい鳥の唐揚げとか魯肉飯のうえに牡蠣を敷き詰めたものとか悪魔の考えた天国みたいな食べ物がバシバシ。バシバシ出てくるの。現地で実食できたらさぞや美味かろうと思いますが、現地に行かれるわけが無いのだと思えばこれはもう実質異世界ファンタジーみたいなものである。異世界は美味そうだな。
スペアリブと大根を澄んだお出汁で煮込んだものが実にウマソーでこれはすぐにも真似したい。しかし大根が甘いんだとかでその辺は我流で収める。収めるのだ。
巻末には台北市内の二階建て観光バスの路線図や宿泊したホテルの紹介などもあり、タイアップ感は前回と同じですね。ホントはレシピも乗せてほしいけれど、だからこれはお料理の資料ではないと何度…