「2199」に始まる宇宙戦艦ヤマトリメイクシリーズの、いや違うな。「2199」以前から存在し今に続く宇宙戦艦ヤマトリメイクシリーズの、ビジュアルシーンを大きく導き出した玉盛順一朗の初の画集です。伝説的なwebサイト「YAMATO MECHANICS」に掲載されたイラストから、現在上映中の「3199」までに連なるメカデザインの数々を、存分に堪能できます。
コッソリ書いておくと変なお経とか首の曲がった戦闘機とかないのがいいよな!変なパルスレーザー満載とかもな!
秋の夜長にゆっくり読みました。かつてほんの短い期間だけ存在したwebサイトで見たイラストをこうしてまた目にすることが出来る。当時まだ「キリシマ」という名前も存在しなかった沖田艦の魅力に気づかされたのは明らかにこのサイトからで(それまではゆきかぜイチオシだった)、特にマスト後方にたなびく信号旗には痺れました、いまでも痺れます。コスモゼロカタパルトの傍らにいる甲板員にもグッとくる。ディティールというか「実在感」か。ほんとうにヤマトが存在したらこういうものが見えるのだろうと思ったことが、数年後本当に映像で見られたときは感極まったものです。
個人的に「2199」好きすぎて後続の作品は見ていないんですが、人生で最も好きな宇宙戦艦である主力戦艦(現在はドレッドノート級)とか言わずと知れたアンドロメダとか、メカニクスそのものは大好きなので、リメイクヤマトのいいところだけ凝縮したような良さがある。ガミラスパートも欲しいところではありますが。
「3199」で満を持して登場する戦艦アリゾナの画に「手頃なサイズの商品展開」なんてキャプションがあってムフームフー(鼻息)戦闘空母ヒュウガも単にPS版のキエフ風デザインを踏襲したんではなく、様々な甲板形状を試行錯誤したラフデザインが掲載されてこれまた貴重だ。そしてコスモタイガーから始まる航空機デザインの数々……ロケットアンカー!!
ええですわぁε-(´∀`*)
そんでふと思う。「2205」に出てきた5式空間機動甲冑ってHJで昔やってた「ワイバーン」ぽいですね。
ひとつ難点を上げると、読んでて猛烈にプラモが作りたくなるのだけれど
売ってねえ(´・ω・`)
