ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

梶尾真治「キノコがわたしを呼んでいる」

恥ずかしながら梶尾真治先生がこれほどまでにキノコを愛好される方とは存じ上げなかった。日本SF界ナンバーワンキノコ作家と言えば池澤春菜と信じていたけれど、ここは頂上決戦してほしい( ˘ω˘ )

地方新聞やミニコミサイトに連載していたエッセイをまとめたもの。1つの記事に1種類のキノコをテーマとして、それぞれ数ページの読み易いものです。それぞれのキノコが食べられるかどうか、というのはだいぶ重要な観点なんだけど、連載時より20年以上が経過しているので「現在では毒性が認められ食用に適しません」なキノコが結構ある。山で出会った親切な老人に勧められたたいへん美味しいキノコや、ふだん決して口にしない母親がようやく食べたキノコが「実は毒があります」みたいな注意書きで終わっているのは、なんだか変な笑いが漏れます(´・ω・`)

また、キノコを採取することにも相当な情熱が傾けられているのだけれど、土地の権利問題とか実際には色々ありましょうから、素人が迂闊に真似するものでもないだろうな。とは思います。