ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

「マスターズ・オブ・ユニバース」見てきました。

公式。原作はマテルのアクションフィギュアシリーズで、1980年代にタカラが輸入した際にコミックボンボンで広告記事を読んだ記憶があります。その時はなんとなく(幼稚だなあ……)とか思う嫌なガキwで、特にそれほど興味はなかった。ドルフ・ラングレン主演の実写映画はホビージャパン誌で紹介されたりテレ東の午後ローで、例の第二次安部政権成立時にやってたのをチラ見したぐらいで、やっぱりあんまり興味はなかった。カートゥーン版についてはまったく知らなかったので、今回の映画もやっぱり興味はなかったんだけど、花澤香菜がガタイのいい戦闘ロボをやるとか杉田智和がスケルターやるとか、日本語吹き替え版が妙に豪華なキャスティングなのに興味が湧き、公開直後にツイッタランドで極めてごく一部が絶賛していたので、見に行く。

 

やー、変な映画よ。でも自分のような漠然とした理解しかないものでも楽しめたから、詳しい人は大喜びなんだろうね。アメリカ版「シン・仮面ライダー」なんだというのはよくわかる。ゴジラでもウルトラマンでもない、もっとオタク気質に向けた作品だな。

「一万字の小説コンテスト用に書いた作品が気づいたら三万字になってたけどこのまま行ったれ!みたいな映画だなあ」というのが正直な感想なんだけど、削れば90分で収まりそうな話を削らずに140分にしたような感はある。とはいえその140分が決して冗長ではないし、退屈でもない。作りは丁寧だしキャラは経ってるし筋肉は大抵のことを解決する。

そう、筋肉よな。伝説の剣パワーソードが物語の鍵を握っているんだけれど、剣というのはあくまで鍵であって、”エターニアのチャンピオン”の本質は当人の資質に拠る。なので戦闘ではほとんど剣を使わず素手でブン殴ったり、ワルモノを武器の代わりに振り回したり、戦闘機を筋肉で撃墜したりする。エアバイクみたいな機体が出てくるんだけど、これ元ネタは玩具なんだろうなあ。乗ったはいいけど全然活躍しないの(笑)

敵も味方も変なのばっかなんだけど、むしろ味方に変なのが多くて、脚がスプリングになっててすげー頭突きをカマす「ラムマン(破城つち男)」とか首がびろーんとのびて自分の顔で敵を殴る「メカ・ネック(潜望鏡男)」とかまあヘンである。最終決戦もリミッター解除したアダム王子がステゴロでスケルターをスカボコにして終わる。この映画たぶん半年後ぐらいに邦キチがネタにすると思う。

剣と魔法と科学が融合した異世界、魅力は再評価されようとは思うけれど、いかんせんマイナー志向よなこれ(´・ω・`) 続編の匂わせもあるんだけど、どうなるかなあ。

カメオ出演しているドルフ・ラングレンがやたらかっけえ。大塚明夫の声でしゃべるぞ!

 

書き忘れていたけど音楽は非常に良い。メタルの曲調ならどんな画面でも3倍格好良くなると思う。