M3ハーフトラック1940‐1973 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ―世界の戦車イラストレイテッド)
- 作者: スティーヴンザロガ,Steven J. Zaloga,Peter Sarson,三貴雅智
- 出版社/メーカー: 大日本絵画
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ドラゴン(つーかまあ、サイバーホビーブランドだが)の「M3 75mm GMC」のプラモ買ったんで士気をモリモリ高めるために再読。全部読んだわけじゃないがオスプレイの「世界の戦車イラストレイテッド」って非ドイツものの方が面白いなーとか思う。本書もハーフトラック導入当初の現場のドタバタ振りとかいろいろ興味深い。「アメリカ軍」が何か合理的な思考の産物集合体だと思ったら大間違いで、何処の軍隊でも新鋭装備って嫌われるもんで。
ハーフトラック、半装軌車輌というのも変わった存在で、このタイプの車輌は第二次世界大戦の時に山ほど作られ、戦争が終わってしまうと何処の国でも製造されなくなった*1。がーしかし、山ほど作ったM3系列車輌は戦後もいろんなところで便利に酷使されているのであった。本書にもイスラエル軍の変態改造車輌がたくさん載ってて好き者のココロを楽しませてくれるのだが、自衛隊が(たしか最後まで使ってたM16だったか)交換パーツも尽きて死んだ車輌をトレーラーに積載して演習やってたとかゆー死○プレイみたいな話は…流石に…載っていない。ちぇ。
ところで表紙絵にもなっている75mmGMCの内部透視図をじ〜っとみてたらドラゴンの組み立て説明書、項目1番目から間違ってんジャン!ということがよくわかった。正確なイラストを描かれたピーター・サースン画伯に末尾ながら感謝する。