ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

米澤穂信「栞と嘘の季節」

栞と嘘の季節 (集英社文芸単行本) 作者:米澤穂信 集英社 Amazon 「本と鍵の季節」に続く高校生図書委員堀川次郎と相方の松倉詩門のシリーズ、第2巻。前作の感想はこちらに。 abogard.hatenadiary.jp 相変わらずうまい。唸る。ぐぬぬ。文章が読みやすい作家と…

人間六度「過去を喰らう」

過去を喰らう (I am here) beyond you. 作者:人間六度 一迅社 Amazon さなコン関連で読んでみようと思い、読む。このひとの作品は以前「2084年のSF」で「星の恋バナ」を読んでいて、たいへん面白かった記憶がありました。(長文エントリーに付き注意) aboga…

ジェイムズ・ラヴグローヴ「シャーロック・ホームズとシャドウェルの影」

シャーロック・ホームズとシャドウェルの影 クトゥルー・ケースブック (ハヤカワ文庫FT) 作者:ジェイムズ ラヴグローヴ 早川書房 Amazon ホームズ+クトゥルーというのもまあベタな組み合わせだし、「緋色の研究」から始めるというのもまあベタだ。「クトゥル…

さなコン3でした。

第3回日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト、「さなコン3」前回に引き続き今回も参加していました。前回は「果たして自分はいまでも小説が書けるのだろうか」という悩みを抱えながら(実は第1回のときは参加しようと思って書き出しまで行ったけれど、結…

ミック・ジャクソン「10の奇妙な話」

10の奇妙な話 (創元推理文庫) 作者:ミック・ジャクソン 東京創元社 Amazon ファンタジー……なのかなあ。まあファンタジックではあるのだが、幻想・怪奇趣味があれば琴線には触れると思いますが、例えば「霧に橋を架ける」とか「地球の中心までトンネルを掘…