ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

松田未来・※Kome「夜光雲のサリッサ 07」

夜光雲のサリッサ(7)【電子限定特典ペーパー付き】 (RYU COMICS) 作者:松田未来,※Kome 徳間書店(リュウ・コミックス) Amazon ロシアの「火球の子」ヴェラが2巻以来の表紙を飾る第7巻、背後の機体はIOSSロシアの新型「ジャール・プチーツァ」。いちおうSu-5…

国広仙戯・不知火昴斗「UNKNOWN―狂月の女神」

ホラー風味の伝奇ファンタジーというカテゴリーになりましょうか、BOOTHで販売されている私家版を拝読。以前よりpixiv FAN BOXでささやかながら支援させていただいている不知火昴斗さん原案の物語を「リワールド・フロンティア」シリーズ著者、国広仙戯さん…

美少女ロボプラモデル「MoMo」を作ってみた

そもそも「MoMo」とは何ぞや。キュルチェル型ってなーに?というところから話さなけらばならないのですが、詳しい説明についてはこちらをご一読ください。 簡単に言えば島本娼弘氏オリジナルデザインのロボット美少女をプラモデル化しようというクラウドファ…

ジョン・クロウリー「エンジン・サマー」

エンジン・サマー (扶桑社ミステリー) 作者:ジョン クロウリー 扶桑社 Amazon 読んだ。とだけ記しておく。 正直うまいこと吸収できなかったというか乗れなかったというか。オチは面白かったのだけれど。ああでも多分、これは記録しておく必要があるだろう。 …

葛原和三「機甲戦」

機甲戦: 用兵思想と系譜 作者:葛原和三 作品社 Amazon 「機甲戦の理論と歴史」*1著者による、同一テーマとなる一冊。既刊の自著をもとに大幅に書き直して、新たに再構成した旨が前書きにもある。なので内容は重複するところもあるのだけれど、前著よりは日本…

アラン・ムーアヘッド「砂漠の戦争」

砂漠の戦争 (ハヤカワ文庫 NF (8)) 作者:アラン・ムーアヘッド 早川書房 Amazon 第二次世界大戦のアフリカの戦いの開始から終結までをイギリス軍からの視点で包括的に描いた内容で、10代の頃に1度読んだものを久しぶりに再読。 Amazonで書影が出てるのは最近…

フィリップ・カー「死者は語らずとも」

死者は語らずとも (PHP文芸文庫) 作者:フィリップ・カー PHP研究所 Amazon 新グンターシリーズ3作目。シリーズ全体では5作あるそうですが、現在のところ邦訳は本書で止まっているようです。 今後どうなるかはわからないけれど、さすがに5年開いたら普通には…

川村拓「事情を知らない転校生がグイグイくる。」⑨

事情を知らない転校生がグイグイくる。 9巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER) 作者:川村拓 スクウェア・エニックス Amazon 6年生1学期編ということで、今巻はクラスの新キャラ紹介みたいな話が続きます。前回のクラスメイト一覧を見比べると個性豊かで良…

フィリップ・カー「静かなる炎」

静かなる炎 (PHP文芸文庫) 作者:フィリップ・カー PHP研究所 Amazon 新グンターシリーズ2冊目。決して「新ベルリン三部作」とは呼ばれないのだろうなあ。三部作ではないし今回の舞台は主にアルゼンチンなので。 前作ラストでアドルフ・アイヒマンらと共にド…

フィリップ・カー「変わらざるもの」

変わらざるもの (PHP文芸文庫) 作者:フィリップ・カー PHP研究所 Amazon フィリップ・カーのベルリン三部作に続きがあって、しかも10年も前に翻訳が出ていたとは知らなかった。版元を変えているとはいえなんという失態。 今でこそいろいろ出ているナチスドイ…

「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」見てきました。

公式。考えてみるといかにもハコ然とした四角い船の艦長に「輝けるノア」なんて名前のキャラを配置するのも大概だよな。そりゃ息子もおかしくなるだろう。 そうじゃない(´・ω・`) そういう話じゃあ、ない(´・ω・`) 原作は遥か昔に1巻だけ読んで、あとは読ん…

日本SF作家クラブ・編「ポストコロナのSF」

ポストコロナのSF (ハヤカワ文庫 JA ニ 3-6) 早川書房 Amazon いま、まさに読まれるべき一冊。日本SF作家クラブがここまで時勢にマッチした作品をというか行動自体を起こしたのは初めてじゃないだろうか。やっぱりいろいろ変わっていくのでしょうね*1。総勢1…

「映画大好きポンポさん」見てきました。

公式。 いやー、面白かった。原作はツイッターでバズった時に読んでいてそれもとても面白かったのだけれど、今回映画化されて、原作とはずいぶん違う話になってた気がするんだけれどさてどうだったかな。原作にはないアランのキャラクターが、成程映画化にあ…

マイケル・ドズワース・クック「図書室の怪」

図書室の怪 (四編の奇怪な物語) (創元推理文庫) 作者:マイケル・ドズワース・クック 東京創元社 Amazon 四編の奇怪な物語、とサブタイトルにある通り表題作「図書室の怪」「六月二十四日」「グリーンマン」「ゴルゴタの丘」の四作を収録した短編集。とはいえ…

川崎康宏「銃と魔法」

銃と魔法 (富士見ファンタジア文庫) 作者:川崎 康宏 メディア: 文庫 1994年刊行の、書影の帯にもあるように第5回ファンタジア長編小説大賞準入賞作*1。刊行当時読んで随分面白かったのをよく覚えていた一冊が、たまたま神保町@ワンダーの路面棚で110円の値…

D・H・ウィルソン&J・J・アダムズ編「スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選」

スタートボタンを押してください (ゲームSF傑作選) (創元SF文庫) 作者:ケン・リュウ,桜坂 洋,アンディ・ウィアー,アーネスト・クライン,ヒュー・ハウイー,コリイ・ドクトロウ,チャールズ・ユウ,ダニエル・H・ウィルソン,チャーリー・ジェーン・アンダース,ホ…

ジェリー・ユルスマン「エリアンダー・Mの犯罪」

エリアンダー・Mの犯罪 (文春文庫) 作者:ジェリー ユルスマン メディア: 文庫 ツイッターで第二次世界大戦の起きなかったパラレルな世界を描いた作品と聞き、興味を覚えて手に取る。古い文春文庫ということでそんなきっかけでも無ければ読むことも無かったろ…

大森望・編「NOVA 2021年夏号」

NOVA 2021年夏号 (河出文庫) 発売日: 2021/04/03 メディア: 文庫 大森望編集による書き下ろしSFアンソロジー、NOVAも長いなーと思いつつ実際に読むのは初めて。これまで「年刊日本SF傑作選」でNOVA初出というのはいくつか読んでいるけれど、なんでか本巻にま…

「ガールズ&パンツァー最終章 第3話」見てきました。

まさに疾風、まさに怒涛。まだうまいこと消化しきれていないが、未使用のムビチケがあるのでどこかでもう一度見ておきたい。

川村拓「事情を知らない転校生がグイグイくる。」⑧

事情を知らない転校生がグイグイくる。 8巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER) 作者:川村拓 発売日: 2021/03/22 メディア: Kindle版 今巻より6年生編。クラス替えもあるけれどメインキャラは何故か同じクラスに集まって、そして今回初めてクラス全員の顔…

ジョン・ジョゼフ・アダムズ編「この地獄の片隅に パワードスーツSF傑作選」

この地獄の片隅に パワードスーツSF傑作選 (創元SF文庫) 作者:J・J・アダムズ 発売日: 2021/03/11 メディア: Kindle版 パワードスーツSFでアンソロジーが組めるのだからアメリカのSF業界って変なところだな、と思う。作品の数なら日本にだっていくらでもあ…

森薫「乙嫁語り」13巻

乙嫁語り 13 (ハルタコミックス) 作者:森 薫 発売日: 2021/03/15 メディア: コミック カバー画は久しぶりに双子の乙嫁で、メインはスミスくんとタラスさんの帰り道の続きです。ライラとレイリのにぎやかなおもてなしと海への誘いは素敵なページだけれど、後…

松田未来・※Kome「夜光雲のサリッサ 06」

夜光雲のサリッサ(6)【電子限定特典ペーパー付き】 (RYU COMICS) 作者:松田未来,※Kome 発売日: 2021/03/13 メディア: Kindle版 ホントに電書しか出てこなくなったなあamazonへのリンク。「夜光雲のサリッサ」はかなり意図的というか戦略的に紙の本と電子書籍…

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」見てきました。

公式。パンフが売り切れだったので、劇場で一度見ただけの印象で感想書きます。通販で購入予定なので後日追記することもあるでしょう。 以下ネタバレにて隠します。

久永実木彦「七十四秒の旋律と孤独」

七十四秒の旋律と孤独 (創元日本SF叢書) 作者:久永 実木彦 発売日: 2020/12/21 メディア: Kindle版 マ・フと呼ばれる人工知性と人間そして人間以外の知性とのかかわりを描いた作品集。表題作は第8回創元SF短編賞受賞作で、年刊日本SF傑作選の「行き先は特…

森見登美彦「四畳半タイムマシンブルース」

四畳半タイムマシンブルース (角川書店単行本) 作者:森見 登美彦 発売日: 2020/07/29 メディア: Kindle版 原案上田誠とあってなんじゃらほいと思ったら、「壊れたエアコンのリモコン*1を手に入れるためにタイムマシンで過去に行く」というお話の中核になると…

アガサ・クリスティー「五匹の子豚」

五匹の子豚 (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,山本 やよい 発売日: 2012/08/01 メディア: Kindle版 クリスティーもまだまだ未読の名作がいくつもありそうで、ちょっと前にツイッターで好評が流れてくるまでタイトルすら認識していなかった1冊。…

H・P・ラヴクラフト「狂気の山脈にて」

狂気の山脈にて クトゥルー神話傑作選 (新潮文庫) 作者:H・P・ラヴクラフト 発売日: 2020/11/28 メディア: 文庫 「インスマスの影」*1に続く南條竹則編訳によるラヴクラフト作品集第2巻。表題作の他「時間からの影」の長編2本と「ランドルフ・カーターの陳述…

ベルンハルト・ケラーマン「トンネル」

トンネル 作者:ベルンハルト・ケラーマン 発売日: 2020/09/05 メディア: 単行本 原書は1913年初版刊行の、ドイツの娯楽小説としては初の国際的ベストセラーとなった作品。だそうな。日本でも1930(昭和5)年に翻訳がなされていて、本書は漢字仮名使い等を現…

平井呈一「世界怪奇実話集 屍衣の花嫁」

世界怪奇実話集 屍衣の花嫁 (東西怪奇実話) (創元推理文庫) 発売日: 2020/09/30 メディア: 文庫 実話と銘打ってるものをホラー小説にカテゴリするのもどうかなあとは思うけれど、100年以上前の外国の怪奇譚と来れば実話も創作もさほど違いはありますまい。元…