ガンパレード・マーチ 逆襲の刻―津軽強襲 (電撃ゲーム文庫)
- 作者: 榊涼介,ソニーコンピュータエンタテインメント,SCE=,きむらじゅんこ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2010/01/10
- メディア: 文庫
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タイトル通り今巻からは青森県が主戦場、五所川原市のみなさん地元が舞台ですよ?どうやらガンパレード・オーケストラと直接関連はしない様子で、新登場キャラクターが何名かあり且つどこかで見たようなキャラクター付けがなされていても人名そのものは新規のようだ。
シリーズが(そして戦争が)続けばどんどん国家は疲弊し人心は摩滅していくということをちゃんと据えている所は良いなあ、と思う。強くなる分それだけ弱くなるとか、青少年がズルズル従軍していればそれが普通だろうと。とりわけ本来のスペックを発揮すれば絢爛舞踏でさえ瞬殺出来る筈の原さんが一介の変質者にあっさり押さえ込まれてしまうのは涙を禁じえない。そこまで弱体化していたのかー。
しかし「一生大切にしますから!僕の標本になってください」はけだし名言だと思います。
いつものメンバーがいつものように激戦地に送り込まれるいつもの展開なんだけれど「いつものようにまた勝った」にはしてほしくないな…と勝手に考える。
余談。
そのむかし日本には「またも負けたか八連隊」となどと称して大阪の兵隊を侮る風潮があったのだが、
http://mltr.ganriki.net/faq08d03t.html#00215
これはこの先楽しみかもしれない。