ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

飯野文彦「オネアミスの翼 王立宇宙軍」

オネアミスの翼  王立宇宙軍 (朝日ノベルズ)

オネアミスの翼 王立宇宙軍 (朝日ノベルズ)

SFつーよかファンタジーでしょうけれど。その昔今は亡きソノラマ文庫から(たしか上下巻で)出ていたノベライズの新書復刻版。本文内容・タイトルとも当時のままなので、現在映像ソフトからは除外されている「オネアミスの翼」がメインタイトルとなっているのは面白いところかな。ソノラマのノベルズというのはガンダムはじめ映像本編とは異なる内容であったことが売りのひとつで、本書もオリジナルの映像とは違ってるところが色々あります。が、キャラクターの人物造形が異なっていたりノベライズオリジナルの登場人物が数名登場する程度でストーリー全般の展開はさほどの違いはありません。元となったガイナックス初の長編アニメ作品はその面白さをキャラクターやストーリーではなく、作画や役者の演技・映像や音響の特殊効果など「映像そのもの」を存分に魅せることで成立するものだったので、活字化にあたってアレンジを施すのはむしろ当然、なんだけれど…


ちょっとびっくりするほどつまらない(ぼそ)


まー、話のタネにはなるかも知れませんが。