ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」見てきました

中黒大事大事、で公式。いつものように感想は続きを読む以降に隠すけれどその前に

ネタバレするとみんな死にます。

 スターウォーズを映画館で見るのは「エピソード1 ファントム・メナス」で微妙な顔のまま席を立って以来。昔からウェッジ・アンティルスのファンなので今回のスピンオフには当初あまり良い気がしなかったんだけれど、公開後多方面で好評のようで元旦早々に見てきました。

 

なるほど。

 

ラストシーンにレイア姫が出てくるとは知ってたけれど、この年末にキャリー・フィッシャーの訃報を聞いたばかりだったので例え別人でもレイア姫が出てくるの泣ける。「これはなんですか?」「希望です」というのもエピソード4へと架かるブリッジとしていい台詞だった…

 

本編は戦争映画でした。考えてみればスターナカグロ‟ウォーズ”であるのだから、戦争映画であるのも当然です。でもep1,2や「反乱者たち」など戦争ごっこみたいな作品も多かったからねえ。無名の兵隊とはいえ人がバタバタ殺伐と死んでいくのは、なんか久しぶりなスター・ウォーズ感覚である。

相変わらず帝国軍の警備は全惑星共通でザルだとか、意味もなく崖っぷちにへばりつく建造物とか、メンテナンスクルーが大量死しそうな縦穴構造建築とかは、今も昔も変わらぬスター・ウォーズ感覚でしたがw

惑星ジェダで治安戦をやってる帝国軍の描写が現代の中東とカブって見えるのは、アメリカ人が戦争映画を作るときにはいつも直近にお手本となる例があって気の毒ですねと思えばいいんだろうか?アサルトホバータンクとタンク・トルーパーはプラモにならないですかねいやビークルコレクションでオマケになるのは知ってるんですけどね。

 

イマイチイケてない連中の前に立ちはだかる宿命の敵が、イマイチパッとしないクレニック長官だというバランス感覚は良かったけれど、欲を言えばフォースを信奉する宇宙座頭市のチアルートさんがフォースを体現するダース・ベイダーにばっさり斬られるような展開も欲しかったなあ…

C-3POR2-D2カメオ出演もep4への橋渡しとして、ペイル・オーガナの台詞に出てきた「アンティリーズ」はやっぱりウェッジだよな?ウェッジ・アンティルスのことだよな!信じたからな!!

 

このひとのことか…

 

というわけでローグワン、大変満足できました。「希望のために戦うのだ」という反乱軍もやはりgdgdだというのが、これもやっぱり「新たなる希望」のための布石なんでしょうね。