ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

「装甲騎兵ボトムズ ケース;アービン」見てきました。

ボトムズフェスティバル第一作。正直スルーでいいかなーと思ってたんだけど、直前になってニコ動でPV見たりバルト9で1000円ならまーええかなとかでついふと。

やー、面白かったですよ。主人公アービンのキャラデザインだけみてると「舞-HiME」の鴇羽舞衣が男になったように見えるかもしれないがwボトムズらしさがいろんなところにちりばめられてて、古株でもそれなりに楽しめると思う。こんなボトムズで大丈夫か?と不安になる古参もいるかもしれないが、オッドローリー*1や死銃士*2やレグジオネータ*3を越えてきた俺たちなら大丈夫だ、問題ない。

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唯一不満と言えばパツキンでボインボインで強気で遠藤綾なイシュルーナのキャラだけちょっとこー、消化不良な役どころかも知れないなあ。いや、乳は良いのですが偽シェリル・ノームみたいでどうもね。こーゆーおねいさんがあっさり射殺されたりすればもっとボトムズちっくだったかも知れないが、それでは若手ファンがつかないか。

アービンもペイガンもどんどんATを強化改造していって実にプラモデルを作りたい気分になったんだけど現行、新商品って何もないよな。夏のワンフェスでもボトムズ関連当日版権降りなかったとか小耳にはさんだんで、なにか揉めてるのかな…

結論。「ボトムズ」という単語は様々な意味合いを含む言葉なのですけれど、本作「ケース;アービン」に於いては「最低野郎がふたり」みたいな意味でした。帰還兵が二人バトリングしてわかりやすい戦争中毒のペイガン君よりも味方殺しで八百長選手で妹萌えなアービン君の方がより最低野郎でむせる。


だいたいそんなはなし。アストラギウス銀河は広大だし100年戦争終わってもクエント星が無くなっても時代はどんどん進むので、こういうボトムズもっとあっていいと思います。ガンダムが30年続いたのはGガンダムが有ったからだって川口名人が日経新聞でゆってた!






…それに第一「赫奕たる異端」に比べりゃなんでも面白いわ。

*1:「 エンターテイメント・バイブル.5 装甲騎兵ボトムズ ボトムズ大図鑑」に掲載されたバララント軍新型AT

*2:PCゲーム「装甲騎兵ボトムズ・ブラックユニコーン」に登場する愉快な人たち

*3:はままさのりの亡霊