ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

ハンス・ライアニエミ「量子怪盗」

量子怪盗 (新★ハヤカワ・SF・シリーズ)

量子怪盗 (新★ハヤカワ・SF・シリーズ)


巻末解説(堺三保による)によると本書は

ポストヒューマンでシンギュラリティなニュー・スペースオペラ的世界観に、アルセーヌ・ルパンばりの小粋な怪盗と、日本のアニメに出てきそうなサイバー美少女戦士とのコンビを放り込み、思いっきりシェイクして見事な一大冒険活劇に仕上げた作品なのだ。これぞ、ニュー・スペースオペラの二一世紀型最新進化形態にして、日英おたく文化の到達点。SFファンよ、刮目して見よ!

なんだそうな。


…わけがわかならいよ(◕‿‿◕)


うーむいやホント、なんだろうね世界設定や様々なガジェット・特殊な用語が飛び交う本編内容は決して読み易いものではなく、正直なところ読み終えた今でも何が起きてどう解決されたのか、さっぱり解ってないところがある(恥)個別のシーンやキャラクター、アルセーヌ・ルパンからのインスパイヤなど表層部分だけでも魅力はあるのだけれど。翻訳SFには珍しくボクっ娘であるところのミエリや肉食系全開女子のピクシルなど女性キャラクターは大変魅力的です。

新ハヤカワSFシリーズは最近のハヤカワSF文庫に比べて装丁のイラストと本文内容が合致してるのはいいよな。

そんなところで。