ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

上遠野浩平「ヴァルプルギスの後悔 Fire1.」

刊行後しばらく経って今更のように読む。このシリーズ止めても良いかなと思ってたんだけどその、ブクオフで安かったんで

ビートのディシプリン」の続き(?)で霧間凪が主人公。このひともシリーズ当初は学園を影からこっそり守りうっかりマンティコアに殺されてしまうドジっ娘(違)だったのに随分と変わったよなー、とか。

「凪ちゃん、か。変わった名前だな」
「親が偏屈者でね。どんなことがあっても落ち着いて揺るがないような心を持て、とかいう理由で」


しかし今回の凪は百合百合です。百合百合です。大事なことなんで二回言いました。思うにこれは富士ミスが死んで幽霊になったしずるさんに依り憑かれているのだな(釘斗博士も出てきたしなー)

ところで124Pの挿絵の人はいったい誰ですか。