ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

国分太一 ケンタロウ「太一×ケンタロウ 男子ごはんの本」

太一×ケンタロウ 男子ごはんの本

太一×ケンタロウ 男子ごはんの本

カテゴリーを「料理」から「お料理」に変えてみましたが、特に深い意味はありません。クドリャあーいや、気にしないで下さい。ユルい方向で。

さてこの本テレビ東京で日曜のお昼前にやってる「男子ごはん」って番組からの書籍です。タイトルは男子と謳っていますが、やってる二人はオッサンです。ユルい方向です。料理番組で男子を前面に打ち出すとまるで 「男」 もとい「漢」の手料理みたいな豪快なイメージがまま有りますが、これに関してはそんなことはまるでなくてまあなんでしょうシンプルで基本を押さえつつちょぃと毛色の変わったところを加えてみるような「簡単で超ウマイ!」ノリでしょうか。プロが「簡単です!」って言うと大抵難しいのは料理もプラモデルも一緒ですが、番組全体のふいんき(変換できry が出来そうな気にさせてくれます。「にんにく入れ忘れました!」「手持ち無沙汰なら塩こしょうしてみます」なんてフツー放送しねーよww

という一年間の放送内容のレシピが掲載されてます。最近(でもないか?)ジャニーズ事務所はやけに料理番組に力を入れてるような気がするので男子も女子も厨房に入りましょう。まさにリアル厨房!(加齢臭の漂うギャグですね)

とはいえ、やってることが簡単そうだからと言って「クッキンアイドルアイ!マイ!まいん」なんかを真剣に見てると別の方向に真剣な人だと誤解を招く恐れがあるので注意しましょう。

キャスト二人の対談、またスタッフアンケートなどを読んでいるとユルい空気で如何にしてリアルで真面目な料理番組を作るかってことに真剣に取り組んでいるんだなぁってことが良く解かり、それは矢張りプロの仕事なのです。ユルい空気を作るプロって良いなぁw

放送中の二人の掛け合いがそのまま活字で収録されてて楽しいのです。なにかこう懐かしい感じだなーと思ったらむかしよく読んでいたRPGのリプレイ本みたいな楽しさなのでした。空想上の地下迷宮を探索するよりも五目あんかけかた焼きそばを上手に仕上げる方が冒険度は高い!かも知れない…