ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

カードキャプターさくらのTVシリーズ最終話を見返して

思ったこと。

・落としどころは「自我」すなわち「エゴイズム」すなわち「私はこれこれの事柄について嫌だと思う」すなわち「NOの思想」を非常に綺麗に描いている
大道寺知世の持つ母性は「当人(つまり木之本さくら)の母親の贋物」であり(知世のヘアスタイルは木之本撫子の複製である)、母性と処女性が並立するという点に於いてはエヴァンゲリオン綾波レイと同等のものか
CCさくらの世界観は極めて幻想的であり、理想的である。「そんなこと有り得ないよな」と感じることが幻想であり、「そういうふうにありたいな」と思うことが理想である。