ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

「小説版 ガンパレード・マーチ ファンブック」

ツィタデレ作戦開始日並みに遅れて発売。待たされただけあって内容は豊富で、御褒美のようなものか。「熊本城決戦」から読み始めた身としては花壇に偽装するモコス突撃砲のカラーイラストが見られただけでもご飯三杯はいけます。

各キャラクターイラストは描き下ろし、5121小隊の面々は「奪還3」時のコスプレ衣装でいろいろトチ狂っている(ほめてますよ)考えてみれば小隊最年少のメンバーって東原ののみじゃなくて若宮だったなと、再確認。歳相応な扮装なのだな…榊版オリジナルキャラクターのファッションは色々で、お気に入り次第でアタリハズレもあるかと。全般的にイラストは良しで帯を外したらまさかこの人の絵があるとは思わなかった。うん、これはビックリだね!

他にも作品解題や詳細な戦況地図、兵器と幻獣解説などなど盛りだくさんだが…やっぱり白眉は7本の短篇ですか。
戦争が終わるとラブ寄せするのは世界共通のようですが、橋爪軍曹も合田少尉も本当に修羅場が好きだなw


未成年が政治的状況に強要されて従軍する物語が好まれるというのは日本の文化的・歴史的背景の産物だったりするのかな?ガンダム依頼巷に溢れていますけど、ユ偽フの人たちってあんまり問題視しませんね。せんでええすけどね。

これがドイツになると文化的・歴史的背景から老人と子供がロボットに乗って地球を守るアニメとか作るんだろうか。
つくらねえよ