初見の後ネットで得た情報を確認したり、他にもまあいろいろ新しい発見はあったんだけど
不思議なもので、蒲田に上陸した第2形態ゴジラが街を蹂躙していくくだりを、初見の時よりももっと重く(?)見ることができました。
初見時はアレがゴジラだとは思ってなかったので、どこか気楽に「なんだよこれじゃシン・ミニラじゃねーかよ」などと思いながら見てたのだ(笑)
2回目見ると、ああこの時に最早取り返しのつかないことになってるんだよなあという衝撃と、あとなんだろうね、どんなに真に迫ったつくり、東日本大震災の津波を思い起こさせる「リアルな」光景を目にしても、やはりこれは偽なのだ。いくら大地震が来ようが原子力発電所が爆発しようが「怪獣が現れて日常を破壊していく」ことは決して起こらないんだよな…などと思っていたら何故だかスクリーンを見ながら泣いていた。
いやそこ泣くところじゃないでショ!!
と、我ながら思うんだけどねーうーん。
ところで「私はシン・ゴジラの正体は牧教授だと思う(キリッ)」みたいなことを割と名の知れた評論家の人が言ってたけれど、むしろこの映画を見て他の解釈があったらそっちを聞きたいぐらいにシン・ゴジラはシン・ゴジラなのであった。