ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

工藤吉生「工藤吉生歌集 世界で一番すばらしい俺」

詩集というか歌集、短歌集です。これもまた全然読まないジャンルだ。ツイッターで紹介されて興味が湧いて、しかし身の周りの本屋にも図書館にも全然無かったものが、SFカーニバルで訪れた代官山の蔦屋に在って入手。

 

いやあ、おもしろいなあこれ。いままで短歌って国語の教科書か百人一首ぐらいでしか接してこなかったけれど、あらためて感じ入るのは文学なんだなあってことです。あたりまえです。短く切り詰めた文言と、余白から感じるなんだろうこれ切りつけられるような感覚だなあ。それは歌人の歌っているテーマにも依るのだろうけれど、ルサンチマンを美しいかたちに切り出したようで、面白いです。実生活に根差し、おもに非モテの男子高校生と冴えない中年男性の精神を詠みあげているのだけれど

 

なんでこれが剛力彩芽主演の映画になったんだ?

 

そこだけ謎です不思議です。