ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

松田未来・※Kome「夜光雲のサリッサ 02」

 

夜光雲のサリッサ 2 (リュウコミックススペシャル)

夜光雲のサリッサ 2 (リュウコミックススペシャル)

 

 高高度怪獣戦闘機マンガ第2巻、表紙はMiG-31改「セマルグル」!平成31年改元を迎える年の1月発売コミックスとして実に目出度い(のか)。今回はロシアの「火球の子」ヴェラだけでなく中国にも新キャラが出てくるんだけれど、日米ロのタンデム運用とは違って三つ子が三機の機体(J-20だ!)にそれぞれ乗り、指揮官も単独で戦闘機に乗り込む運用だったのが面白い…だけでなく、精神同調できる三つ子が真っ赤な機体を操縦して「真紅威龍隊見参!!」ってパシフィック・リムかよッ!!などと思ったら「威龍」ってサプリメントの名前なのか。それは一体…

 

そしてタイトルにもある「サリッサ」が遂に登場、かなりトンデモな機体だけれど実在した試験機、計画機の延長線上にあるものだしレールガンも現実に戦力化が間近だしで、地に足の着いた飛行機ですね!

IOSSの設立や天翔体とのコンタクト?など作品の根幹に近づく描写もあるようで、今回一番驚いたのは急に忍の母親が出て来たことなんだけど、1巻見直したら親権放棄の同意書には父親の名前しかなかった。

どうやら救いは用意されているようで、それについては安心しました。