- 作者: パオロマッツァリーノ,Paolo Mazzarino
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/07
- メディア: 文庫
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「反」社会学であって「反社会」学ではない、誤解無きよう。
「メディア・リテラシ−」とか好きな人に超オススメ。「世の中の大多数は騙されてるけど俺はそうもいかねーよ」とか思ってる方は是非読みなさい。エーカゲンな統計とテキトーなイメージで成り立ってる世間様をにへらと笑って切り返す、そんな本かなー。「発信される情報」というものには必ず意図があって、無自覚にそれを受け入れているといつのまにやら右から左に流されてしまうぜ!
当然のようにこの本にだって意図はあって、無自覚に読んでいると著者の思う壺だぜ!印税とか!!
従来の価値観に別の角度から考察を加える、という行為は大変面白いのでまだ瑞々しい感性の持ち主、例えば高校生なんかが読むといいんじゃないかと思う。もっとも高校生でこんな本読んでたらひねくれた人生が待っているぜ!