- 作者: COMICリュウ編集部
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/12/20
- メディア: ムック
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漢字協会がやってる例の今年の一年を漢字一文字であらわす今年の漢字は「暑」だそうですが、個人的には
「宇宙」
です。
二文字じゃねーかとお思いのあなた、なにしろ宇宙はヒロインですんで、それぐらいの懐の広さはあるのです。
そんなこんなで宇宙ブームのいや火付け役となった「はやぶさ」を扱った徳間書店の、しかしロマンアルバムって随分小さくなったんだなーな一冊。コスプレとか対談とかコスプレとかレポートとかコスプレとかマンガとか載ってます。秋の『』たん、(;´Д`)ハァハァするのが正しい!ほっとぱんつは宇宙の真理!!
だいたいそんな本。いちばんの分量を占めるのが対談ページだと言うのはなんだか原稿の足りないマンガ同人誌のようであるが、それでもそこで繰り返し語られている「ファンがいろいろ頑張って、エンターテインメントとして盛り上げていこう!」ってことはすごくすごく大事だと思う。三本あるマンガの中でとり・みきのやつだけはギャグにしてもヒドイような気がするけれど、「尻P」こと野尻抱介の帰還レポートはなかなか読み応えあり。COMICリュウ誌からの再録だそうですけど、リュウ読んでる人の絶対数ってはやぶさファンとは比べるべくもない(暴言)だろうからこれでいいのだ。自分だって初読だ。
SF短編小説、ジェイムズ・イングリス「夜のオデッセイ(原題:NIGHT WATCH)」を読めたのは収穫。上遠野浩平のナイトウォッチ三部作とはさてどこまで関連があるのだろうな…