- 作者: 加藤直之,宮武一貴
- 出版社/メーカー: ラピュータ
- 発売日: 2008/11/05
- メディア: 単行本
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まあ「画集」なんだけど何についての物かと言われると返答に窮する「没になった玩具の企画原案」です。パワードスーツ者なら押さえておきたい一冊で、昔から名前は知ってて刊行直後にものすごく気になったんだけどその時はスルーしてた。
「昔から名前は知ってた」のは確かなんだが一体どこで知ったんだろう?本書にも収録されてる玩具の試作品カラー写真を見たような記憶があるけど「OUT」の86年4月号に載っただけならさすがにその時期OUTは読んでなかったような気がするんだよね。むかしバンダイ出版が出してたEBシリーズで見たのかしら?「スタジオぬえデザインブック」は持ってないけど立ち読みはした…かな(笑)
外骨格式パワードスーツの非常に魅力的なデザインがいくつも掲載されていて「All You Need Is Kill」が映画化されたり介護現場や何やらでエクソスーツが実用間近な昨今、本書とそのデザインにもっとスポット当たってもいいのかな…と思いました。企画としては「スパイラルゾーン」に敗れて陽の目を見なかったそうだけど、もしもあの頃製品化されていたら日本のマンガやアニメのパワードスーツは違った形になってたかも知れません。模型雑誌主導で様々に立体化を模索していたポストSF3Dの時代、ですね。いい時代だったな…