ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

伊能高史「ガールズ&パンツァー劇場版 Variante」2巻

 

ガールズ&パンツァー 劇場版Variante 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

ガールズ&パンツァー 劇場版Variante 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

 

 カバー絵を見て1巻とはずいぶん印象を変えて来たなーと思ったら表4とか折り返しに遊びがたくさんあって楽しい(笑)内容はもちろん変わらず、各話ごとにひとりのキャラクターにスポットを当てて「行間を紡ぐ」(帯のコピーより)ものだけれど、1巻よりも読みやすくなってるように感じたのはなんだろうね。基本、時系列に沿ってエピソードが展開しているからか、前にあった「巻き戻し」みたいな感じは、皆無ではないけれど減ってるようには思います。それが良いか悪いかはともかくとして。

 

それと、各話メインのキャラクター以外も、たとえ少ないシーンでも印象に残るような描写が増えて、「群像」らしくなってきているようにも思います。特に木造校舎に移ってからが顕著で、第9話「ノリコ&キャプテンシー」はバレー部キャプテン磯辺典子のエピソードなんだけれど、ネトゲチームと歴女チームがカードゲームするという本編にもなかったキャラクター同士のつながりを描写しているのがね、なんかいいのよ。

 

そしてたぶん、今回描かれたいくつかのエピソードやキャラクターのつながりが、たぶん後々の伏線になってくるのではあるまいか。そんな展開を希望します。

 

それと、

 

ケイあずいいよね!(;゚∀゚)=3=3=3