池澤春菜はガチ。
というわけで池澤春菜嬢にいる台湾ガイド本第二弾です(前巻はこちら)。前回同様今回も自らの脚と感と飛び込みで探索された台湾各所の美味しいところや要チェックなスポットがびっしり。実際に台湾旅行に行かれる方には間違いなくお勧めの一冊でしょう。
前回同様今回も、お店を紹介した各ページはアプリと連携してグーグルマップを立ち上げる機能が付いているのだけれど、今回は本文中にも地図ページが含まれていて、それが非常に良かったです。例え実際に旅に出られないとしても、地図を見て思いをそこに飛ばせれば、読書だってひとつの旅だ。それぞれのお店が台湾のどのあたりの街にあるのか、その食べ物は街のどこの通りにあるのか、その写真はどこで撮られたものなのか、そういうことを想像する頼りになるのはやはり地図で、思えば本の冒頭に掲げられた地図を見て、ページをめくればそれぞれの場所についての記述があるのだとわくわくしたのは「エルマーと16ぴきのりゅう」が最初であった…。なんでシリーズ3巻から読み始めたんだ俺。
閑話休題。
今回はチャイナエアラインによる日本からの旅客便の解説や、ビーチリゾートとして著名(なのだそう)な澎湖諸島のページもあったりで、より一層旅行者向きというかバカンス感あふれる内容となっています。この夏台湾行かれる方はトランクに本一冊分のスペースを開けて、どうぞ。
食べ物屋以外にも台湾の様々な文物が紹介されているのも前回と同様なのですが、今回訪れているなかでは台湾初のウイスキー醸造所(!)、宜蘭のKAVALAN蒸留所のページがたいへん興味深いものであります。熱帯でウイスキーを作ると短期で熟成できるのだけれどいわゆる「天使の取り分」が10%から20%って天使呑み過ぎじゃねえか(笑)
カバランウイスキー自体は日本でも入手できそうなんですが、お酒全くダメな春菜嬢が自身でブレンディングした一本が飲みたいですねえと夢ぐらい!書いても!良いだろ!!
あとこのページの衣装がお素敵です。
今回はレシピのページが無いんですね。なので前回に記載があった魯肉飯を今度こそ作ろうと固く心に誓う。