「三体」の人の作品だけれど俺「三体」読んでない(´・ω・`) 池澤春菜嬢の翻訳本ということで手にしました。マルチリンガル面目躍如だ。
絵本と聞いていたけれど新書サイズの短編で、各ページに挿絵が付いてるという、いちばん近いのは「星の王子様」かな?あのような感じの幻想小説です。三日月の船に乗り星の海を進んで愛する女性の命を救い、海中から登る太陽に毎日火を灯す。理不尽だけどもどこか幸福な夢のよう、主人公のサシャが(ある意味では)世捨て人のような暮らしに収まってしまうのも、常命の人間としては度が過ぎる行為に及んだ代償か。
これ挿絵も日本の作家によるものなんだけど、原書ではどうなってるんでしょうね?
ああ、発見しました。なるほどこういうものか。オリジナルは確かに絵本っぽいなあ