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ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

パシフィック・リム見てきました。(二回目)

メモ

ロードショー中の映画を二度見るってたぶん「エヴァ破」以来(笑)
はじめてIMAX上映を見たんだけどなるほどデカいスクリーンに良い音響、当日券だったんで場内かなり後ろの方だったけどあまり気になりませんでした。ストーリー展開や演出面での驚きはもうクリアしているので画面の隅なりディティールなりを色々と観賞してきた感じ…かな。

チェルノアルファって地味で武骨な外観の割には細かいギミック満載なのね。香港防衛戦で同時展開していたクリムゾン・タイフーンがオーバーな挙動で魅せるスタイルだったんでちょうどよいコンビってことか。この2体にもうちょっと尺が欲しいってのは改めて思うところですけれども。

アクションがナイトシーン主体なのは、ひとつにはデイシーンでイェーガー動かすと途端に安っぽく見える(唯一デイシーンだったストライカー・エウレカによるシドニー防衛はニュース画面にしてノイズ被せてましたね)って理由が有るのだろうけれど、全身様々な箇所が「発光」することで身長70mロボットの巨大感、重量感を巧みに演出しているものなんだなーと、イェーガー自体ビルディングが動いてるようなものですからね。サーチライトはともかく動力機関がピカピカ光っているのは「リアル」に拘泥する向きからは意味不明かも知れませんが、ロボットの基本はケレン味でありますゆえそれを腐すのは野暮天というものなのよ。

ただ発光ギミックってプラモやアクションフィギュアなどの立体で製品化すると途端に欠点と化すものでもあってむずかしいのよね。NECAのアクションフィギュアはいざ知らずサイドショウ・トイズの日本円で7万強(!)の豪華特大スタチューでも、ナイトシーンで輝きながら戦うイェーガーの魅力は引き出せまいよね。電飾自体は最近のMGで「ヤマト2199」関連の作例を手掛けてるライター陣なら十二分に仕込めそうではありますが、仕込むべきモデルが全然無いんだよな…。中国では大ヒットしたそうなんでドラゴンあたりが出さないかなあ、アイアンマンのあのラインでさ。

あ、なんかやりそうな気がしてきた(笑)

返す返すも残念ながら、日本での興行成績はあまり伸びてないのだそうでその点はちょっと悲しいところです。特撮映画、怪獣映画自体いまの日本の映画業界では不作で、毎年作られてるライダー&戦隊シリーズはまずキャラありきのものでって全盛期の怪獣映画もまずキャラありきでしたけどね。

既存のキャラクターに頼らず完全オリジナルで勝負したギレルモ・デル・トロ監督はやっぱすげえよな。アメリカでの興行成績がいまひとつなのもその本気度合いが空回りしちゃった面はあるのでしょうね。

ナイフヘッドがガメラシリーズの「ギロン」にそっくりって話があって(個人的にはジグラだろーと思うが)、死んだオオタチの体内で胎児のカイジュウと遭遇するのは「ジャイガー」だろうか、ゴジラよりはガメラシリーズ、それも昭和ガメラの香りがそこはかと。国連を始めとする国家間の関係性が美しく理想的に描かれていたのも日本の(ある時期の)怪獣映画の特色ですね。

初見ではどれも同じように見えた種々のカイジュウたちも、2回目ではそれぞれの描写の違い、戦闘シークエンスの違いがはっきりとわかったのは良かった。繰り返し見れば味が出るのは確かで、でも本当は初見でそれを見せないと厳しいんだろうなあ。いやあ、最初は圧倒されて終わっちゃう気がしますよね。

ところでここのまとめで引用されてる「健全な日本男子はピンチにおちいった女子パイロットをローアングルで撮る」ってこれのことかぁ?あんまりいい趣味とは思えないんだけどなあ…


(「鉄甲機ミカヅキ」より。樋口真嗣監督とはまあ、あまり関係ないんですけど…)


余談。今回木場のデカいイトーヨーカドー内のシネコンで見たんですけれど、上映までの時間つぶしで散策してたらとんでもなく昭和ノスタルジックな香り漂う個人経営(でしょう)の模型店を見つけてしまいました。おばあさんが一人でお店番をやっておられて色んな意味で胸が熱くなるぞ深川模型さん!

願わくばこれから先も末長く続けてほしいものです。ヨーカドーの模型コーナーはあくまでスーパーのおもちゃ売り場にすぎないもので…


1/72レイズナーシリーズが全部そろってたんで思わずベイブルとか買ってしまったぞ。さすがに再販ものかとは思うけれども、今度クレオスのメタルカラー使ってイェーガー風に作ろうかな(笑)

<今更だけど>

日本公開前に劇場で配ったチラシはなんでこの図柄だったんだろう?他にもっと印象的なキービジュアルはいっぱいあると思うのだが…

砂浜の親子なんて全然お話しに絡まないキャラだしなあ(苦笑)