本来ならEDフィルムに重ねるキャスティングロールをOPに挿入し「じゃあ今回EDどうなるの?」という期待に嫌が応にも答える密度の濃い本編。これまでいろいろロボットアニメは見てきたけれど、こういう種類の本編外の演出はガオガイガー*2やガン×ソード*3以来だ。*4
いわゆるロボットアニメがスーパーロボだのリアルロボだのといった垣根を乗り越えて、どれほど絵空事な「戦闘」を繰り広げて来たことか。僕らは二足歩行兵器という現実には到底有り得ないすなわちファンタジック且つ現実に波及しない存在を通じて、現実では受容できないすなわちファンタジック且つ実害性のない感情を、好き勝手にもて遊ぶことが出来るのだ。
「ドラえもんのどこが戦闘なんすかァ?」という愚かしい問いかけに対しては、
「映画館の座席に無理矢理縛り付け目蓋をこじ開け、泣こうが喚こうが『ラジコン大海戦』の回を延々見せ続ける刑」
を申しつける!!!!!1111111!!!