ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

「のだめカンタービレSP」を見ました。

原作も未読、TVシリーズはドラマとアニメと合わせても正味30分と見ちゃいないのですが、何故だか二夜連続で欧州編を視聴しかもリアルタイムで。

自分にとって音楽と言うのは絵心や人心並みに欠落しているのですが、それでもなんだろうな、同じスコアに従って演奏なり指揮なりしても、出来上がるミュージックは決して同じものではないって所は音楽の面白いところなのかな?技術なりセンスなりで明確な違いは生まれ、優劣の付く世界である(にも拘らず優劣だけで動くものでもない、と)

ネットでこの作品に「平成のガラスの仮面」だという言が与えられててなるほどなーと思う。演技演奏というのは要は演出の問題であってオリジンはそこに宿る。楽譜なり戯曲なりの「事実」はひとつでも表現される「真実」はひとつではない、というお話なのです。同じ並びの活字を同じ本で読んだとしても、違う脳内で演出される違う光景はマー違うものなのですな。

ポリフォニカのアニメももーちっと「演奏している」感があればもーちっと面白かったのかなあ。

末尾ですが、今年もよろしくお願い致します。

ところでのだめって人は何の病気なんですか?