- 作者: 佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/08/07
- メディア: 単行本
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ん、まーメディア論とかの本でして「社会学」にくくっちまうのは乱暴でしょうが。
もしもこー、ある日突然グレンラガンのニアが嫁に来て「インターネットってなんですか?」と福井裕佳梨の声で訊ねてきた時の為に備えて読む。嘘に決まってらぁ
インターネットを巡る言論、ブログ論壇とかに関する本ですね。読もうと思ったきっかけは本書が扱ってるあるブログで起きた事件をリアルタイムで目撃していたからで、それについてはそんなに頁を裂いてはいなかったな。*1
サイバースペースなんて「場」はなくて、あるのはいくつかのサーバーと無数のモニターだけなんです。などと言えてしまえば気が楽だけど、そうもいかないよね…
この手の本には鼻白むひとも多いかとは思うけど、読んでおいて損はないかと思うんだよね。刊行後一年、既にして状況は種々に変化しているけれど例えば十年二十年後に読み返してみれば、今現在が何を拾い損ねるのか将来になってからよくわかるぞ。いやさ手遅れだろうけれどなー
「自己責任」って言葉が発せられる時、それはいつも二人称的に用いられていると思う。それはアンタの責任だ、と。本当はそうではなくて僕らが様々な事柄に対して立っているときには色々なことが自分自身の責任に帰していくのだろうと思う。そして僕は「おねがい☆ティーチャー」より「―ツインズ」の方が好きなんだけど、それでも嫌も応もなく
ぼくたちは、加速していく。*2
インターネットってなんですか?