ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

ディーン・クーンツ「フランケンシュタイン 支配」

フランケンシュタイン支配 (ハヤカワ文庫 NV ク 6-13)

フランケンシュタイン支配 (ハヤカワ文庫 NV ク 6-13)

うううううううううううううむ、世界征服をたくらむにはヴィクター・ヘリオスことフランケンシュタイン博士と彼の造り出した「新人類」はあまりに稚拙で粗雑ではないかい、と思わざるを得ない。無意味な描写と頻繁な章立てで、ページ数は多くても話は進んでないんだよな。全五部作とはいえ次の三巻目でいったん物語は終息するそうなので、そこまでは読むか。

ヒトラースターリン毛沢東カストロ全部と知り合いで散々悪いことしてきましたとの説明が、ほんとに「コイツは悪いヤツだ〜」と安直に説明するだけにとどまっているのはなんというか滑稽な記述だよな。