やー、濃かった。1時間に満たない作品だったのに1時間半ぐらい見てた気がした、もしかしたらそういうスタンド攻撃を受けていたのかも知れないw
以下本編内容に関する記述を含みますので未見の方はご注意ください。
ネタバレ:
BC自由学園負けます。
うん、まあ、そうなるよな。そうなるだろうと思って上映開始前に急にBCグッズ欲しくなってスマホホルダーというのを使いもせんのに買ってしまった。BCの戦車にはトランプのスペードハートクローバーを図案にマーキングされていて、しかしなんでダイヤは無いんだろうな?
ボカージュに潜んで大洗を迎え撃つ作戦が、しかし「一見仲が悪そうに見えて実は良いというのは、実は本当に仲が悪いのではないか」理論で混乱をきたし、同士討ちで数を減らして結局敗れてしまう。相手がミスをして潰れるというのはTVシリーズやOVAのアンツィオ戦でも見られた、ガルパンの展開としてはよくあるものなのだけれど、今回はBCの押安がオシオシアンアンしたりマリーさまがまじマリーさまだったりで、見所多くてヨシ!差し詰めここがAパートか。「ViVA La,BC!」だったか、フランス語の台詞がとてもとても良かった。
Bパートは日常回でみほと愛里寿がイチャラブしたり桃ちゃんの実家が出てきたり他校の戦況が解説されたり知波単の福田がバレー部に教えを請いに来たりする。大洗のお好み焼き屋さんが、たぶん明日から激込みするんだろうなあ。このパートでボコのCVを藤村歩さんが変わらず演じていたのが非常に良かった(事務所を無期休業になったとか聞いていたので)。しかしプラウダ組に台詞が無かったのは孔明にとってショックだった…
強豪校とその他で揃える戦車に天と地ほど差があるのがなかなかヒドイんだけれど、基本は既存の戦車CGを色替えで回してました。ただコアラの森学園のセンチネル巡航戦車とマジノ女学院にホチキスか何かあったのは新規かな?どちらも3D作画ではないようにも見えたけれど。
Cパートとなるのが第二回戦、相手は知波単!前回1話の感想で『「成長」要素は誰に振られるんだろう?』と書いたけれどやはりそれは知波単学園でした。南方を思わせるジャングルの中を旧日本軍戦車が走り回るのは、うまく言葉にできないがやはりその、うむ、
良いなっ
と、思う訳でなぁ…
特二式内火艇を伏兵に単なる突撃馬鹿ではない、多彩な戦術を組み合わせ大洗に全力で立ちはだかる、危機にあっては撤退も辞さない柔軟な思考を持ち合わせた西隊長以下面々の活躍は待て次回!!歌いいよな歌。
といったところですか。次はいつになるんだろうね。終演後周りのお客さん、自分より年下(だろう)な人たちからも「長生きしないとなあ」なんて声が聞かれてその、
長生きしないといけませんね。2話を見ることが叶わなかった方もいらっしゃるのですからね。
<2回目>
二子玉川の109シネマズで見て来た。変わった構造だけどロビー(というか待機スペース)が広くとられてて、家族連れとか近隣住民の生活に合わせたシネコンみたいで面白い。とはいえ上映前のCMがなんか洗脳みたいな東急グループのそれとか世田谷のメルセデスベンツディーラーとか金持ち光線出まくりである(ワラ
で、聖グロとやり合ってたワッフルの戦車はたぶんACG-1(あるいはフランス軍オリジナルのAMC35)だな。大洗のポスターはドレッドノートか。日本軍戦車がポルシェティーガーの背後に回り込んでケツから屠るっつーのは、やりたかったんだよなーむかしー。できなかったけどな…
しかし今後2回戦以降は「知った顔」しか上がってこないので、新キャラや新学校には頼れないし桃ちゃんがお飾りの隊長のまま優勝してオシマイということにはまさかならんだろうしで、どう転がしていくんだろう?
知波単の、西隊長と福田以外のメンバーも役割や性格がはっきり描かれてきて、これは大変喜ばしいことです。久保田は一年生なのかな?そのへんもいろいろ昂ぶるよな…
<3回目>
立川で見て来ました。相変わらずいい音が出ていて、ボカージュ戦でポルシェティーガーが最初の一発を打ち込んでくるところから最後の知波単戦までビシビシ来るね。
ボコミュージアムの「スター・ボコーズ」アトラクションで使われているプラモデルのパーツがだんだん解って来たw パンターのグリル以外に三突と38(t)のキューポラとかクルセイダーのマフラーとか、本編戦車の素材から流用しているんじゃないかなー
で、後はツイッターから転載してみるけれど
最終章2話3回見て気づいたことその1:ドクロの黒旗を掲げた尖兵が真っ先に潰されるのは、日本陸軍マレー侵攻作戦の戦車第一連隊の意趣返しなのかも知れない。「戦車隊よもやま物語」参照。著者は知波単キャラ元ネタの一人寺本弘氏だ。
— あぼがど (@abogard_ausfB) 2019年6月29日
最終章2話3回見て気づいたことその2:2回戦開始時に研三の編隊が飛んでいく下に、なにか現用MBTみたいな戦車と、同じぐらいのサイズの旧軍戦車(重戦車?)がいた。これはたぶんMGかAMにスクリーンショットが載るだろうな
— あぼがど (@abogard_ausfB) 2019年6月29日
最終章2話3回見て気づいたことその3:押田と安藤がオシオシアンアンしてるときにさー、押田が安藤のことを「この山羊の乳め!」って言うじゃない?
— あぼがど (@abogard_ausfB) 2019年6月29日
これってさー
ナイトライフ的な意味ですよね(真顔
— あぼがど (@abogard_ausfB) 2019年6月29日
…ツリーにするとこうなっちゃうのか。まあいいか。
それで普段他人を羨んだりはしないんだけれど、今回お父さんと小さな息子さん(だろう)の2人連れというお客さんを見かけて羨ましかったですよ、うふふ。
仮に自分が中途で斃れても、他の誰かが変わって見継いでくれるだろう。人の社会とはそういうもので、無限軌道はどこまでも進んでいくのです。シンカリオンの終わった日に、そういう感慨を得られて良かったなあ。
<4回目>
ようやくにして?バルト9で。本当は見る予定ではなかったけれど、ちょっと凹む事情があったので突発的に見て来た。ガルパンは万病に効く、特に気鬱の病にはてきめん。
しかし7.1chドルビーサラウンドの効果を最大に感じたのが桃ちゃんの弟が鼻かんでるときの音だというのは、それはいいのかw
前回気になったMBTは10式でした。すると隣は九五式重戦車とかだろうか?
さすがに場内他のお客さんも初見組は少ないと思うのだけれど、それでもコアラ隊長のシーンではかなりの笑いが起きてて、あの件りは大成功だと思います。
映画と全然関係ないけど、バルト9の隣の高校(都立新宿高校)の屋上にプールがあって、それを見たカップルが「屋上にプールなんてパリピみた~い」などと。
その発想は無かった。
<5回目>
シアタス調布のdts-X版上映を音響チームのトークショー付きで。幕張からこちらに移ってこられた羽藤支配人を初めて目撃する。
音響効果については特に前半のBC戦で、BC自由の軽中重三種の戦車の駆動音、走行音の違いが見てもとい聞いて取れて良かったですね。
まあしかしおっさん率高かったなー。トークショーもおじさん方だったしでしゃあねえ(笑)
都内のシアターじゃここがいちばんだそうで4DXもここで見たいものだけど、池袋の新しいとこにも興味あんのよねーうーむ。