ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

カフカ「城」

 

城 (新潮文庫)

城 (新潮文庫)

 

 カバーが違うけど読んだのはこの新潮文庫版だ。

なんか…ダラダラ読んじゃったのでイマイチ内容が入ってきてない。とはいえ明確なストーリーがある訳ではなく、なんとなーくダラダラ流れていくような話なので、それはそれでよいのかな、官僚制度への皮肉とか戯画化みたいな評をよく見る気がするけれど、果たして本当にそうなんだろうか?不条理は不条理であるけれど、作品自体が未完で、不条理であることに積極的な意義が見いだせなかった。

もともと時間潰せる本が読みたくて手に取ったので、その点に関してはよく機能した(笑)