ひとやすみ読書日記(第二版)

最近あんまり読んでませんが

「ガールズ&パンツァー最終章 第3話」見てきました。

まさに疾風、まさに怒涛。まだうまいこと消化しきれていないが、未使用のムビチケがあるのでどこかでもう一度見ておきたい。

 旧日本軍戦車がこんなに活躍するアニメなんて2度とないだろうなあと思わされる。知波単学園の新旧九七式、九五式、特二式に加えて大洗の八九式&三式も大活躍だ。十数年前に日本戦車がマイブームだった頃にもし本作を見ていたら、感極まって死んでたかも試練…。

無論戦車が出てくればそれでよいという訳ではなくて、なんだろうなあ、みんな成長してるんだよな。今回特にうさぎさんチームの奮戦ぶりになかなか来るものがありました。M3リーの2門の砲を前後に指向させてターン切って…とかね。

西住流は相変わらずの鬼で、レベルアップもカンストである。そこを切り崩せば勝利が見えるという知波単の(いや西隊長のなんだよな)作戦は実に正しい。しかしJリーグ開催初年度初頭の浦和レッズみたいに自分らの得点にバンザイバンザイしてる間にカウンター食らってしまうのであった。そのあたりのズッコケも含めて魅力なのでしょうね。

福田車のクルーにも設定が成されたし全員下の名前も付いてきた。ここで終わらせるにはちょっともったいないぐらいだなあとも思いますがしかし。

Aパートの部分では「光」の演出が良かったように感じます。照明弾いいわぁ…そして段々と明けていく周囲の光景がね、良いのよね。

ホハ車が出てましたねそういえばね。(追記:ホキ車だという話である。やはり確認せねばな)*1

 

Bパートは他校の試合観戦パート。どこが勝ちあがるかは正直まったくの予想通りで、久しぶりにクラーラさんにセリフあったのに負けちゃいましたよプラウダ高校(´・ω・`) エリカさんもといエリカちゃんはIII号戦車こそが愛馬だったようで、乗り換えるといきなり輝き出す。やっぱりTVシリーズの回想場面でみほが車外に飛び出した後のティーガーを庇っていたのはエリカ車だったんじゃなかろうか。石炭泥棒のマークは、あれはカステンが出さない訳がない。しかし漸くパンターがようやく活躍、しかもT-34-85相手に機動戦を仕掛けるだなんてナチスドイツ関係者が見たら泣いて喜ぶんじゃないかしら。知らんけど。

あとは聖グロとそして継続。フィンランド先生には正直いろいろと思うところも無きにしも非ずなのだけれど、しばらくはミカと地獄に付き合っていくしか無かろう。BT-42以外はすべてT-26かと思いきや、謎の1両と謎の「魔女」によってあんこうIV号は早くもリタイアを余儀なくされる。信頼すべき司令塔を欠いた大洗と桃ちゃんの行く末や如何に!!!

 

 

出来れば次は早くやってくれ。ますます長生きできる気がしない昨今なのだ(´・ω・`)

 

 

しかしIV号を切り崩すというのは「リトルアーミー2」でやってたし魔女といえば「樅鉄」だ。そのあたりに対する視線もやっぱりあったのかなあ。

 

そういえば今日はシアタス調布で見たのだけれど、2話の段階じゃ「調布は立川と近すぎてロードショー出来ない」とか言われてたんだよね*2、今回はなにか興行面で変化があったんだろうか。

 

<4/4追記>

二回目もシアタス調布で。やっぱりアニメーションというのは絵が動いてナンボだなあというのをアンツィオ×聖グロ戦を見ながら思う。もっとも、ふつうにやっているとアンツィオというのは大抵の相手に瞬殺されるような戦力だから、ギャグ方向に振っているという側面はあるのでしょうね。その2回戦各校試合あたりからTVシリーズのエピソードを焼き直したようなシーンがいくつもあって、代表的なのはP40が撃破されて倒れ込むアンチョビのカットですか。

しかしてTVシリーズの時と違ってペパロニはちゃんとドゥーチェを守れている。しかし後ろから回り込んだマチルダ*3に撃破されてしまう訳です。同じように戦車の上を翔んで自分の戦車道を見つけるのは西住みほではなくて逸見エリカであるし、フラッグ車の盾となって撃破され次回へ続くというところでは三式とIV号の役割が入れ替わっている。そして罠に誘って待ち伏せという継続の戦術も、TVシリーズプラウダ校をやり直しているような感があり、と。

最終章全体から見れば映画の折り返し地点で撃破されるあんこうチーム。後半の流れは誰がキーパーソンになるんだろう?そして島田愛里寿はどこで物語に介入してくるのか…

 

期待は大きいですねえ、尺は足りるんだろうか?

*1:両方出てましたというオチ

*2:岩浪音響監督が公式イベントで言われていた。

*3:ルクリリさんでしょうかねえ