なんだか唐突に思いついて幕張メッセまで行って来た。ゴビ砂漠と聞いただけで心はプロトケラトプスだ(意味不明)
でも唐突過ぎたんでデジカメのバッテリーがすっからかんだった(´・ω・`)
だもんで携帯でちまちま撮影した中から…
現代美術のオブジェみたいなティラノサウルス頭骨群。なんだか楽しい展示で博物館主催のそれとは違うなー、などと。対決ディオラマみたいになってる標本もあったりする。
メガロサウルスとイグアノドンのリチャード・オーウェン説による復元模型。いまでも水晶宮跡の庭園には実物大で置いてあるのですが19世紀当時恐竜はこんな姿で考えられていました。時代遅れと言う無かれ、これらがあってこそいまの古生物学があるのですからゆめゆめ粗末に扱ってはならぬのです。第一牧歌的でいいじゃないか、これはこれで。
さすがに何度も似たような展示を見てると見慣れたものも多いので、マメンチサウルスがでかいなーとか言われてもいまさらあんまり驚かない。しかし驚くことはあるもので…
なにがビックリしたってスピノサウルスがこんなにデカイ恐竜だったってことだ!し、知らなかった…ごめんなさいワタクシ精々アロサウルスぐらいの大きさだと思ってました。深く深く不勉強を恥じ入るものであります。「JP3」登場の折ティラノサウルスを一撃で叩きのめして、でもそのときに…
( ´−`).。oO(すっぴーのクセに生意気だなぁ)
なんて思ってしまってごめんなさい、本当ゴメン、これからはちゃんとスピノサウルスさんって呼びます。
まーそんなんで。
<なつやすみとくべつふろく>
「かわいそうなたまごどろぼう」
むかしむかし、あるゴビ砂漠で1頭の恐竜化石が見つかりました。その化石はいまにもプロトケラトプスの卵化石を食べようとしているかのように覆いかぶさった状態で発見されたので「オヴィラプトル(卵泥棒)」と名づけられました。しかしその後いろいろと学問が進歩した結果どうやらこの卵の化石はプロトケラトプスのものじゃなくて…
(´・ω・`)むしろこれオヴィラプトルのたまごなんじゃね?
(´・ω・`)この化石も食べようとしたんじゃなくて守ってたんじゃね?
(´・ω・`)それじゃ泥棒扱いってひどくね?
みたいなことになりました、めでたしめでたし。
そしてその後オヴィラプトルがどーなったかと言えば。
実はまだ、オヴィラプトルのままなのです。学名だしそんな簡単に変わらネーヨ
…ああ、ああ、かわいそうなたまごどろぼう!
アカデミズムは象牙の塔ですねにんげんのちがかよっていませんね(棒読み)