- 作者: 大川聰
- 出版社/メーカー: 三樹書房
- 発売日: 2008/06/23
- メディア: 単行本
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土木工事に用いられる様々な車輌の開発・発展を豊かな図版と共に簡潔にまとめた一冊。主な内容は蒸気機関の発明以後のものだけれど、18世紀以前の建設機械(古代とかルネサンス期のものとか)にも言及された通史的な内容です。まー知らない分野なので勉強になりますハイ。
この辺は親しみやすい分野の車輌(笑)小松製作所製「トヘ車」とビッカーズ・アームストロングVR180ブルドーザ。ほかにもフェルディナンド・ポルシェが1902年に設計したガス・エレクトリックハイブリッドエンジンの消防車とかトヨタがオイルショック以前に試作していたガスタービンハイブリッド(!)のヨタハチとかニヤニヤニヤニヤニヤニヤする車輌のオンパレード。楽しい!!
✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌
でもこの本で一番楽しかったのは
小松製作所は当時レーガン大統領のソビエト敵視政策のため、キャタピラー社が入れないシベリア向けにD155C-3とD355Cバイプレイヤーを開発して、数千台を輸出することに成功している。